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今まで食わず嫌いしてました。ごめんなさい。というか、後悔しかない。。。

ジョディ・フォスター主演のSF映画。まさかの監督ロバートゼメキスだったとは。昔っから死ぬほどこのパッケージは見てたんだけどなあ。てっきりフォスターが宇宙服来て船外活動してるだけの映画かと思ってました。だって、あのパッケージじゃん?ワクワクしないじゃん?おれジョディフォスター苦手じゃん?

幼い頃から宇宙に興味を抱き続け、今では電波天文学者となったエリー(J・フォスター)は宇宙からの電波を基に地球外知的生命体の存在を研究している。だが上司のドラムリン(T・スケリット)が予算を削減し、エリーは大富豪ハデン(J・ハート)に協力を求める。そんなある夜、未知の電波をキャッチしたエリーたち研究グループは、それがヴェガ星からのものだと突き止める。その電波には地球上の映像と謎の設計図が納められており、事ここに至って研究は合衆国政府の手にゆだねられる事となった。ハデンの助力もあって謎の設計図はどうやらヴェガ星への輸送機関である事が判明。急ピッチでその基地が建造されパイロットが選考される事になった。選考委員の中にはかつてエリーと一夜を共にした宗教学者パーマー(M・マコノヒー)の姿もあった。だが信仰心に浅いとの理由でエリーは降ろされ、パイロットにはドラムリンが選ばれたのだ。だがその記念すべき出発の日、科学を否定する狂信的テロリストによってヴェガへの発進基地は無残にも破壊されてしまう……。

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観たてホヤホヤで感想書きたくなったのは、もちろんすげぇー面白かったから。歳取るとSF寄りになってくんのかな?なんとなく20代の頃よりも30代のほうがSF観てる気がする。20代は青春ものとロードムービーものと学園コメディが大好物でした。まあ今もですが(笑)

何と言ってもジョディフォスター。じゃなくて、ゼメキスですよ。観始めたときは2時間半!?前半後半のハーフ形式にしよっかなあ、もうおれジジイだし・・・と思ったくらいなのにあれよあれよと最後まで。テンポよし、演出よし、難易度よし、構成よしのさすがはゼメキス。それプラス、原作が素晴らしかったというべきか脚本がよかったというか。本来なら学者寄りの難解な世界を、ここまで簡素に伝わりやすく描いてくれるなんてね。カールもすげぇーよ。まさにオッカムのカミソリ。

約20年前の名作を今観たわけだけど、出てる役者さんにね、フォスター以外の(笑)、驚かされました。初っ端に交渉人、パッセンジャーズの人でしょ、ちょっとしてリベリオン、ファントム開戦前夜の人でしょ、そして前半にマコノヒー。2000年以降からの印象だったんだけど、こんなに早くから大作に出てたとは。富豪はWiki見てようやく分かった程度なんだけど、あんなチョイ役でもいいのかってくらい贅沢なキャスティング。いやらしい政府役人にはJフォックス好きならお馴染みのジェームズウッズ。年齢不詳のアンジェラバセットに至ってはこの頃からキャリア官僚が板についてるなんてね。もう合衆国政府でセカンドキャリアいけるんじゃない?配役ほぼ全員見知った顔だと安心感ありまくりで、本作をさらに楽しめる助けになったよね。

小学校高学年の子供がもしいたら、絶対一緒に観たかったな、と思わせる映画。居たら居たでほぼ毎日映画なんて観られないか(笑)。20年以上経った今でも、1ミリも色褪せない本作は、どれだけのキッズの人生を変えたんだろうか。

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