ザ・ゲスト

The_Guest
(C) 2013 Adam David Productions

Amazonの星3.5はボクらにワクワクとドキドキを与えてくれる。

アダム・ウィンガード監督のスリラーもの。お初の監督さんです。Wikiみるとなんでもできる器用な人だそうで。サプライズ?Amazonでパッケージだけはよく見ます。下のほうにチラつくんだもん(笑)。最近ではNetflixのデスノートが微妙だったのかな。海外にあれを持っていくのは難しいよ。神様ノートのリメイクはどう?あっ神様メールだった(笑)

イラク戦争で息子ケイレブを亡くし、悲嘆に暮れるピーターソン一家。ある日、そんな一家のもとを一人の青年が訪れる。デイヴィッドと名乗るその青年はケイレブの戦友で、彼の最期の言葉を伝えるためにはるばるここまでやって来てくれたのだ。一家はこの礼儀正しい好青年を家に招き入れ、ゲストとしてもてなすことに。こうしてピーターソン家にしばらく滞在することになったデイヴィッドは、家族の問題を一つひとつ解決していき、彼らの心を捉えていく。そんな中、長女のアナは徐々にデイヴィッドに対する違和感を抱き始めるが…。

ザ・ゲスト – allcinema

でもさすがは大作を任されるだけあって、本作は演出もテンポも申し分ないです。溜め、心理描写、ほんとうまい。だから中盤まではホント面白い。そう、中盤までは・・・

この映画はハロウィンとターミネーターから着想したんだってね。監督さん曰く。後半のBGMゾーンがそのハロウィンテイストなんだろうけど、いやあ参りました。前半からの雰囲気がぶった切られて。他のレビュアーが「この映画はミクスチャーなんだ!」と力説していて、言い得て妙だなと感心したものですけど、それならもっとイイ感じのミクスチャーにしてくれよと。レッチリかレイジくらいのもの見せてくれよと思うわけです。

半分良くて半分悪い映画って「プラマイゼロでじゃあ普通だね」とはどうしてもならなくって。往々にして評価がBADになる傾向で、この作品もおれ的にはBAD。ラオウ的に言えば、愛するがゆえに。ほんと惜しい作品。全然違う見せ方が出来ただけに・・・

主演のダン・スティーヴンス、特訓してきただけあってさすがの役者魂。よかった。パパ役の人は出てきた瞬間に分かる人。でも名前は分からないっつーね、映画マニアあるあるです。リーランド・オーサーか。きっとまた調べるはず(笑)。20歳にして中学生役を演じられる彼には脱帽。酒場に居たからハイスクール?中学生でも十分だよ。キャスト、プロット、テイスト、それらが揃った上でのあの終盤。どうしてこうなった!チクショー!!

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