裏窓的？パクリのくせに！？シラネェーヨ（笑）
イーグルアイの監督さんD・J・カルーソーのサスペンススリラー。主演はシャイア・ラブーフ。イーグルアイつながりで見ましたけど、この監督やっぱりうまい。ヒットしてるヒットしてないハッキリしてるけどね。脚本どおりに仕上げてくれる職業監督さんって感じかな。もちろん良い意味で。
父親を交通事故で亡くして以来、自暴自棄になっていたケールは学校で教師を殴る事件を起こしてしまう。そして裁判所から３ヶ月間の自宅軟禁処分を言い渡され、行動範囲の半径30メートルを越えると警察へ通報される監視システムを足首に取り付けられる羽目に。こうして暇を持て余し、ある時ふと近所の覗き見を始めたケールは、やがて親友のロニーと隣に引っ越してきたアシュリーも交え、ますます覗き見にはまっていく。そんなある日、血まみれのゴミ袋を引きずる人影を目にするケール。また同じ頃、巷では赤毛の女性ばかりが次々と行方不明になる事件が頻発していた。裏手に住む挙動不審な男ターナーが容疑者と睨んだケールたちは、彼を焦点に覗きを続けていくのだが…。
ディスタービア – allcinema
シャイア・ラブーフってどうしてこんなに人気あんだろうねえ。特に製作者側に。染めやすいのかな。癖がないから？ベーシックでアメリカンな若者らしくて、観客にも受け入れられやすい？投影しやすい見た目なんだろうか？芸達者だとは思うんだけどね、どうもそのへんが謎なんだよなあ。
脇を固めるのは、交渉人でもお馴染みデヴィッド・モース。お隣さん役でマトリックスママとイイ感じになる。存在感はあるけど癖のない脇役ばかりの印象が、今回は良い意味で裏切られましたよ。もうここまでくると脇役じゃないか。
で、この作品は裏窓のパクリなのかどうなのか。おれ裏窓見てないんすよ（笑）。あの有名なヒッチコックの？古畑任三郎シーズン3の真田広之回の？もっといえばボーンコレクターも裏窓的と言えるんじゃない？まあ探せばキリないほど裏窓的ってやつは転がっていて、だからなに？って言いたくなる。この映画は十分にサスペンスでスリリング、面白い要素は満たしてんじゃないかな。
中盤までのおちゃらけが、終盤怒涛の追い込みで一気にハートをキャッチアップしてくれること間違いなし。「今晩はエッチに持ち込みたいんだけど・・・」というそこのホヤホヤカップルさん！あなたたちにオススメなんですよ！！
