終盤の足踏み感がハンパない!
GYAOで星3つの微妙なサスペンス映画。監督も俳優もみなさんわかりません。ごめんちゃい。
離婚手続き中、事故で歩けなくなった夫に多額の扶養料を払うことになったヘイリー。仕事をかけ持ちし娘と暮らしているが、離れて暮らす夫はギャンブルでお金を使い果たすたびに脅迫まがいの電話をかけてくる。ある夜、送迎ドライバーの仕事中にかかってきた夫との電話。それを聞いていた乗客のケビンとメラニーから、一緒に飲みに行こうと声をかけられる。ケビンは年下の女上司からの嫌がらせで左遷。劇場を運営するメラニーは叔母に罵られる毎日。散々な一日の愚痴を吐き出そうというのだ。するとメラニーは、互いの人生のために協定を結ぼうと提案。メラニーはケビンの上司を、ケビンはヘイリーの夫を、ヘイリーはメラニーの叔母を葬ることを提案。だがそれは、酒の席での話だと思っていたのだが…。
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入り口としてはこんなでしたけど、作品自体は悪くない。お金が掛けられない低予算映画にしては頑張ってるほうでしょう。役者よし、脚本よし、テンポよし。ありきたりと言われそうな内容でも、見方によっちゃ現実的とも言えなくもない。そしてそこそこスリリング。終盤まで程よく引っ張ってくれる。
けどもぉぉおおおお!!
ラストの三文芝居がなあ。あのグダグダ感のせいでこれまでの小粒でピリリ感を台無しにしちゃったよね。後味すっきりとは行きませんでした。やっぱり現実路線だけあって、終わり方も現実的。ドラマ映画の枠に収まっちゃったよなあ。残念。