メッセージマン

Message_Man
(C) 2017 Rhythmic Films

なんなんだ!このやる気のないタイトルは!!

インドネシアとオーストラリアの合作アクション映画。主演はあのポールオブライエン。そして監督はなんとあのコーリー・パーゾン。二人とも存じ上げないです。すみません。

腕利きのヒットマンだったライアンは、平穏を求めて訪れたジャカルタで、ある少年と母親に出会い、初めて安らぎを得る。ある日、少年が海賊団のトラックにひかれ、重傷を負ってしまう。ライアンは海賊を惨殺するが、手下を殺されたマフィアのリーがライアンを抹殺しようとする。

メッセージマン (2018):あらすじ・キャストなど作品情報|シネマトゥデイ

みなさんレビューではインドネシア版ジョンウィッグだとかスカっと系勧善懲悪ものだとか、うまい表現されてますよねえー。まさにそのとおり!既視感バリバリなんだけどなぜか楽しめちゃうのは、もうひな形として完成されているから。間違いない。

まるで工業製品のように、先進国から途上国へ。家電やハイテクの製造が伝播したように、映画の製作もまた伝播してるってことじゃない?プロローグ・挫折・逆襲・エピローグを基本に、スパイスは好きな映画からもってくればあら不思議。ハリウッド式カタルシス系アクション映画の出来上がり。

だからダメ!って言ってるわけじゃなくて、これでなかなか良い映画できちゃうんだから凄いことだよね。量産型なんていらねぇー!なんて頭の硬いこと言わずにさ。日本からもこの手の映画、出てきてほしいよ。素直に。

テンポよし演出よしキャストよしの90分。分かってて楽しめるんだから、大したもんだ。

タイトルとURLをコピーしました