キアヌ・リーブス主演のSF映画。リメイク作品。
あらすじは簡単に済ませると、人類滅亡を匂わせながらも結局はそうはならない、なんちゃって滅亡映画。最後がバッドエンドっていうのが、そろそろ出てきてもいいんじゃない?って思うのはおれだけじゃないと思うんだけどなあ(笑)。そう考えると、ノウイングの無慈悲っぷりは特筆すべきものだよね。
インディペンデンス・デイ、アルマゲドンに始まり、デイアフタートゥモロー、宇宙戦争、2012と数々の滅亡の危機が人類を襲うんだけど、この映画だけはほんっと説得力が無さ過ぎる。人間は暴力的で時には無慈悲なところもあるけど、それ以上に愛や友情や悲しみもあるんだよ!ってことで滅亡回避。キアヌ演じる宇宙人次第ってところもざっくりしすぎ。
まあ結構ツッコミどころは多いけど、始まりから中盤まではいい緊張感で物語は進むのよ。どう展開していくんだろ?ってハラハラワクワクさせてくれる。キアヌをこいつ何者!?と思わせる演出はハリウッド特有のうまさが光ってGOOD。
なのに中盤からのクソ展開。ウィルスミスの息子がハリウッド映画らしいムカつく子供役を好演してるせいで、さらにこの作品をダメダメにしてくれてね。台無しだぜ、まったく。もちろんテレビで観ることをオススメする映画だよ\(^o^)/