ニコラス・ケイジ主演の人類滅亡系映画。もとい、サスペンス映画。ラストのせいでSFもおまけで付けなきゃいけないか。ちぇっ。
2009年2010年っていうのは2012年のマヤ文明の終末論を受けてか、滅亡系作品が多く作られた気がする。このノウイングもディティールの違いはあるにしろ、そういう系。
MITの宇宙物理学者ジョンの息子ケイレブが通う小学校では、50年前に埋められたタイムカプセルを掘り起こす記念式典が執り行われた。そして当時の生徒たちが想像する未来図が在校生に配られ、ケイレブは数字だけが羅列された一枚の紙を持ち帰ってくる。それに興味を抱いたジョンは、数列に意味があるのではないかと調べ始める。すると、彼の妻が亡くなった2年前のホテル火災の日付や犠牲者数など、過去に起きた大惨事にまつわる数字と一致していることに気づく。さらにその紙には、未来の大惨事を思わせる数字も残っていた。そしてその予想通り、予言された大惨事が現実のものに。ジョンは、さらなる大惨事を食い止めるべく、残された数列の謎の解明を試みるのだったが…。
ノウイング – allcinema
ただ、今までの滅亡系映画と比べたら、段違いな面白さがあった。ニコラスケイジが謎解きしていくストーリー展開は、先を知りたい欲求を駆り立てられる。ほんと、ラストまでは完璧な展開。おいおい、この先どうなっちまうんだよ!
と誰もが思ったその瞬間。
宇宙船が舞い降りてきましたwwwwwwwwwwうはwwwwwwww
盛り上がってまいりましたwwwwwwwwwwwwwww
いや、もうね、ポカーンってなるよ。誰もが。ある意味、衝撃のラストが!ってことだけど、よくよく考えるとね、人類滅亡カウントダウンってなってんだから、宇宙に逃げるしか手はないのかってところに落ち着いちゃうのも分からなくもない。。けども~・・・そーですか。チーン。。。
ディティールにこだわって、事故の凄惨さはすごいリアリティを追求してんのに、肝心のところが空想SF小説になっちゃいました(照)っていう、そんなお茶目な映画でした。
ほんっっっっっとに最後が惜しい!作り直ししても誰も文句言わないよ!!