登場人物、みんなヘン!!
くそったれな兄弟が人生でも犯罪でもヘマばっかして、最終的にはキチガイの親父さんだけが完全犯罪をやりのけちゃうっつー、なんともアレな映画。
娘の養育費もまともに払えない冴えない男、ハンク。そんな彼に兄のアンディはある強盗計画を持ちかける。狙うのはなんと彼らの両親が営む宝石店。ハンクとは対照的に、会計士として働き、美しい妻ジーナにも恵まれて不自由ない生活を送っているかに見えたアンディにも緊急に金が必要なワケがあった。ためらうハンクだったが、アンディに言葉巧みに説得されてしまう。しかし、いざ実行に移す段になって怖じ気づいたハンクは、男を金で雇い、自分は車で待機することに。すると、宝石店から予想もしていなかった銃声があがり、強盗が失敗に終わったことを悟るハンクだったが…。
引用元:映画 その土曜日、7時58分 – allcinema
なんなの、レビューしてる人の軒並み高評価は(笑)
邦題、全体を通して流れる空気感、倒錯物の演出、どれもが微妙に思えて、なんとも言えない気持ち悪さを感じた。
でもって、この映画最大の欠点がイーサン・ホークのキャスティング。ホフマンは分かるんだけど、なんでイーサン?気弱、へなちょこ、根性ナシ、を彷彿とさせないそのガタイと顔つきが、さらに気持ち悪さマシマシに。でもイーサン、何でもこなしちゃうから見れてしまうんすけどね。やっぱそれだけに余計違和感だよ!
でもまあ、リアルだと思います。人間、追い詰められて人を騙したり殺したり盗んだりするときって、大体この映画みたいにうまくいかないんだろうなって。行き当たりばったり。だから話の先が読めない面白さ、引き付けられる人間臭さは存分に楽しめた。
この映画は人を選ぶね。おれも、好きか嫌いかを言い切れない。ひとつ言い切れることがあるとしたら、マリサ・トメイのおっぱいはイイ!ってことだけ。
さあ、次はあなたの番だ。