観る前はワクワク、観た後はモヤモヤ
ギリシャ神話を題材にしたアクションスペクタクル映画。おれのお気に入り、ルーク・エヴァンズが出てるから観てみたんすけどね、ながら見で十分でした。てか途中からながら見です(照)
遥か昔、天上界で戦争があった。ゼウス率いる勝者は「神」として天空の高みから人類を見守ることになり、一方敗者はタイタン族と呼ばれ地下深くに幽閉された。時は移り古代ギリシャ時代。疫病で妻子を亡くし「神は無力」と逆恨みしたハイペリオン王は、神を倒すため、タイタン族を解放できる武器“エピロスの弓”を求めてギリシャに侵攻する。ハイペリオンの野望を阻止するため、ゼウスは人間の若者テセウスに白羽の矢を立てる。
引用元:インモータルズ -神々の戦い- – 洋画専門チャンネル ザ・シネマ
そもそもアクションスペクタクルってなんやねんちゅー話で。いや、アクションはたしかにあるんすよ?けど、どっちかゆーたらアクションらしいアクションっつーよりも戦闘シーン+惨殺シーンが多いような。てかほとんどそれ。結構なエグイ系です。女性とのデートには間違いなく使えない(笑)
でもやっぱギリシャ神話やら古代の神々やらが題材なんで、ベースは良いんすよ。どうやっても面白くならないわけがない。なのに、この映画を面白い!とは言えないこのもどかしさ。題材が良いだけに、もっとうまくできたんちゃうん!?っつー思いが出てくんのよね、どうしても。劇中の色彩のコントラストは濃いのに、ストーリーや演出がどうも薄味で、主役が残忍な敵役を倒したにも関わらずカタルシスが全然ないっつー非常事態。まったくもってスッキリしません。なんでやねん。スッキリしたいねん。
そう思うと、タイタンの戦いはバランスが丁度よかったよねー。面白かった。インモータルズのほうはミッキーロークの残虐さが強すぎ濃すぎ。ほんまバランス!バランス悪いでー!!