あのチャンイーモウが怪獣大決戦を作ったぁ!?
マットデイモン主演、チャンイーモウ監督。もうこの時点で期待が高まらない訳がない。そして中国が舞台の歴史スペクタクル。・・・うん?まぁいいか。万里の長城が怪物を食い止める・・・だと?待てよ、チャンイーモウ。。。待てよ、マットデイモン。。。
金と名声のために強力な武器を求めて世界を旅する傭兵、ウィリアム。ある時、中国で正体不明の獣に襲われるも、相手の腕を切り落として危うく難を逃れる。その後、万里の長城で中国の警備隊に拘束されるが、ウィリアムが切り落とした腕に興味を示した軍師ワンの取りなしで処刑を免れる。ウィリアムが遭遇した獣は饕餮(とうてつ)と呼ばれる、60年に一度現われて人類を襲うという伝説の怪物だった。万里の長城は、その大襲来を食い止めるために築かれたのだった。そして、今まさに饕餮の襲来が始まろうとしていて、中国全土から戦士が集結していた。そんな彼らの姿に突き動かされ、自らも恐るべき怪物との戦いに身を投じていくウィリアムだったが…。
引用元:グレートウォール – allcinema
観ててつくづく「まさか」の連続でしたな(笑)
あのチャンイーモウがこの手の怪獣ものを!?
マットデイモンは出る作品を選ぶんじゃなかったっけ!?
脚本できる前にチャンイーモウ監督ってだけで出演をOKした!?
チャンイーモウのくせにCGがやる気ない!?
中国で公開したいからって最後くらいはチューするもんなんじゃいの!?
と、まぁこんな感じ。
いや、最後のチューはおれがハリウッドに毒されてるだけか(笑)兵隊たちがカラフルだったのと隊列を組む際の様式美は、たしかにチャンイーモウだった。てっきり中国で稼ぎたい映画会社が、中国資本、中国舞台、中国人監督、性表現なしというオーダーをプロダクションにして適当にできちゃった映画って認識だったんすけどね、チャンイーモウが作りたくて作ったと知ってちょいビックリ、意外でしたね。
チャンイーモウもアレですかね、たまには史実に空想とファンタジーぶっこんだ息抜きみたいなやつを作りたかったんかなぁ。あれ?それってHEROじゃね!?ただね、マットデイモン、お前はいつから拝金主義になったんだ?オファー来ても断れよ。どう考えてもここはお前の出番じゃないだろ。違和感しかないよ。
あと気になったのが弓。弓がここまでメインを張れるようになったのってロードオブリングから?戦闘シーンもどこかで観たアングルやシチュエーションばかりだと思えば、下敷きはロードでしょ?てくらいの既視感。だからかー、マットデイモンも髪を束ねてエルフ臭出してたのは。いや、だから違和感なんだって。
大作映画の皮を被ったB級映画。是非、ながら観でご覧ください!