人生スイッチ

WildTales
(C) 2014 Kramer & Sigman Films / El Deseo

アルゼンチン版世にも奇妙な物語!

レビューサイトやっててたまーにある書きたくて書きたくて仕方ない系の映画。観はじめてすぐ「なにこれ!?」となったあなた、スイッチ入ったんじゃない?

飛行機の乗客たちは、不思議なことに全員に共通点があり……(『おかえし』)。偶然にも自分が働く店を訪れた親の敵に遭遇した女性に、調理担当が料理に毒を入れることを提案する。さすがに毒はと戸惑うが……(『おもてなし』)。ドライバーは走る車もほとんどない道路で、追い越しを邪魔するボロ車を抜き去るが……(『パンク』)。

引用元:人生スイッチ (2014) – シネマトゥデイ

どこのレビューサイトでもコメディとかブラックユーモアで括られてますけどね、おれとしては遺憾の意。そんな簡単なもんじゃないすよ、この作品は。ミステリー、サスペンス、スリラー、ホラーが詰まったスープに人間の喜怒哀楽をブチ込んだような、ごった煮人間ドキュメンタリーとでもいうか、とにかくむき出しの人間たちが観客をびんびんに刺激してくる系です。

各話の並びもこれ以上ないってくらい、監督さんセンス良すぎ。脚本も監督さんだしね、この人天才でしょ。ダミアン・ジフロン。気になって調べるじゃん?Wikiにもないじゃん?仕方ないから画像検索するじゃん?若いだろうなーとは思ったけど見た目はフツーの若者でね、将来有望すぎてうれしいけど、自分と比べてガックリ。やっぱ調べるんじゃなかったと。これだよ、人生スイッチ。

観終わったあとはスタンディングオベーション、とまでは行かずとも「すげぇ・・・」と、つい声に出てしまうはず。おれがそうでした。

アクションでも恋愛モノでもスターウォーズでもない気分のときは、間違いなく人生スイッチ。できれば日が落ちた夜に観てもらいたい逸品です。

2回目
いっちゃうんだろうなぁ・・・
良い映画の条件、それは何度も観られる作品であること。間違いない。

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