トライアングル

Triangle
(C) 2009 Dan Films Ltd, Pictures In Paradise Pty Ltd, The Pacific Film And Television Commission Pty Ltd and UK Film Council

ポスターでこれでもかってほど内容をブチまけるなんてある意味すげぇー!!

ひとつ前のオール・ユー・ニード・イズ・キルのおかげ?か、関連のループものwikiを見てたら、恋はデジャブ、タイムマシン、8ミニッツのほかにこのトライアングルを発見。存じ上げんかったよ?ってことでソッコー観ちゃいました。ただし、ループもの3部作には及ばず。理由は・・・

自閉症の息子を持つシングルマザーのジェスは、気分転換にと、友人からのヨットセーリングの誘いを受けることに。彼女を含め、男女6人が乗り込み、大海原へと繰り出した一行。ところが天候が急変し、ヨットが転覆、1人が行方不明となる事態に。そして、残る5人も転覆したヨットと共にただ漂流するのみで、次第に絶望感が募り始める。そんな時、運良く豪華客船が現われ、命拾いしたジェスたち。さっそく船に乗り込み助けを求めるが、船内には人の気配がまるでなかった。不審に思い始めた矢先、一行は覆面の殺人鬼に次々と襲われてしまうのだが…。

引用元:トライアングル – allcinema

いやー、まいった。ホラーなスリラーでループ、しかも大ループの中に小ループまであって、おいおいこれどこに収まんのよ?って心配にさせながらも、最終的にはちゃんと始めに戻ってループ完了という仕組み。これ考えた人天才だろ?ループもの観ると毎回思っちゃうね。

ただー!

このトライアングルが他のループものと決定的に違うのが、主人公の意識や記憶もリセットされちゃうこと。そしてループを抜けられない無限ループであること。インファナルアフェア無間地獄なんです。このへんがね、なんともスッキリしないところ。

あとー!

話を面白くするためにループを複雑に、演出をインパクトのあるものにしていったんだろうけど、ちょいやりすぎかな。死体やらメモ、ペンダントとかカモメが溜まっていくのさ、演出的には分かり易くてインパクトあってGOODなんだけど、そのせいで残るやつとキレイに元通りになるやつの差がわかんない。小ループ内には主人公が何人か出てくるけど、これも1人目と2人目、ループなのに分岐すんの?しかも3人目まで!?ってなるし。覆面主人公とそれに抵抗する主人公、小ループ内だけ記憶がリセットされないなら、全員死なないパターンもありえるでしょ?って感じ。まぁいくら小ループで頑張っても意味ないってことなんだろうね。

でもー!

そんな細かいことすら気にさせない、勢いとテンポと発想で最後まで引き込んでくれる映画でした。怖いやつとか心臓に悪いやつダメなんすよーって方、主人公のおっぱい効果でそのへんのスリリング要素ホラー要素をマイルドにしてくれます。だから観なきゃ損っすよ。

ループもの3部作に及ばない理由?
簡単ですよ、それはハッピーエンドじゃないから。おれはハッピーエンドが好きなんだー!!

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