閉ざされた森

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大どんでん返しのラストに開いた口が塞がらなかったり塞がったり

ジョン・トラボルタ主演のサスペンス映画。競演にはあのサミュエル・L・ジャクソン。いやでもテンション上がっちまう。

監督はあのジョン・マクティアナン。ダイハードやプレデターで有名だよね。この作品を最後に映画撮ってないんだなーって思ったら、どうやら逮捕されちゃったみたいで。ハリウッドから干されたのか?(笑)

ある夜、パナマの米軍基地から訓練に向かったレンジャー隊7名が、嵐の密林地帯で消息を絶つ。17時間後、3名の生存者が発見されるものの、彼らは味方同士で撃ち合っていた。そして、一人が捜索隊の目の前で殺される。結局、重傷者を含む2名が救助され、いまなお隊長のウエストを含む4名が行方不明のまま。間もなく、ジュリー・オズボーン大尉が調査を開始するが、救助された兵士は彼女の尋問に黙秘を続けた。そこで、オズボーンの上官スタイルズ大佐は、かつてウエストに訓練を受けていた元レンジャー隊員で尋問術に長けた麻薬捜査官トム・ハーディを呼び寄せる。

引用元: 映画 閉ざされた森 – allcinema

う~ん・・・面白いんだけど・・・なんかスッキリしねぇ(笑)
たぶんどのレビューも見てもそんなことが書いてあると思う。もちろんおれもその口で、なんていうんだろうなぁ・・・たぶんこの映画は、終わりのどんでん返しの爽快感を楽しむ映画なのかな、と。理性的で論理的な人は、つい物語りの整合性を求めがちだけど、この映画はそこをいくら考えても「そんなの関係ねぇー!」みたいなノリなんだと思う。ほら、映画の中で描かれてないものはどうしようもないじゃん。こっちで勝手に想像するしかないじゃん。そんな感じじゃん。じゃんじゃんじゃん。

最後のアっと驚くどんでん返しは置いておくとして、作品全体の雰囲気はいいよね。グイグイ引き込まれる。サスペンスとしては成功。

トラボルタもさすがの演技でおれ満足。「3分以内にしゃべらせる」っていう自信過剰なキャラクター、おれ好きなんだよなぁ。トラボルタにはちょいワルい感じがよく似合う。うん。

競演のサミュエル・L・ジャクソン、鬼教官が板につきすぎ(笑) ハマリ役っていうのはこういうことをいうんだろうね。そのまま中東に行ってゲリラを制圧してもらいたい。

でも残念なのがトラボルタとサミュエル・L・ジャクソンの絡みがラストにしかないこと。まぁ、両方インパクト強すぎだから一緒に画面に出てこられてもどっちを追っていいか困っちまうけどな。にしても、せっかくの競演だったからもっと絡みが見たかったっていうのが本音。もったいない。

おっと忘れちゃいけない、重要参考人の兵士役ブライアン・ヴァン・ホルト。名前は今調べたけど、この人『コンフィデンス』にも出てた人だよね。結構印象に残るタイプで、演技ももちろん良い。これからもちょいちょい見かけれたらなーっていう俳優さんだよ。

というわけで、題名はパッとしない映画だけど、内容は面白い! 辻褄や細かいことを気にしない人なら、最後にスッキリボラギノールだぜ!

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