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サム・ワーシントン主演のスペクタクル映画。ギリシア神話が下敷きとなった脚本は、文句がつけようがないほど面白い。そりゃ「やっぱり」ね。
神々と人間がまだ近い存在であった、遠い古い時代。全能の神であるゼウスに反旗を翻す人間たち。その己を知らない傲慢さに怒ったゼウスは、冥界の王ハーデスを人間界に遣わせる。王女の生贄か、怪物クラーケンかの選択を迫るハーデスに、半神のペルセウスが立ち向かう・・・。
多少神話とは違うところがあるけど、ポイントポイントはしっかり抑えてあるから、ギリシア神話好きでも違和感ないんじゃないかな。もちろん知らなくても面白い。なんせ古代からずっと読み継がれてきた古典だから。面白くなかったら残ってないっしょ。
そしてテンポ。良いねえー。時間も1時間45分。監督は若いけど実績もあるルイ・レテリエ。アクのない軽めのテイストっていうのがおれのイメージなんだけど、それがこの重ためのギリシア神話とはうまくマッチできてると思うんだよね。
主演もサム・ワーシントンだし。なんか最近、大作っていったらワーシントンばっかな気がすんなあ(笑)
面白い1本。歴史好きはぜひ。
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