ゾンビーワールドへようこそ

Scouts Guide to the Zombie Apocalypse
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青春×恋愛×ゾンビ=無敵

クリストファー・B・ランドン監督、タイ・シェリダン主演のゾンビもの。どちらさんもお初です。クリストファーといえばノーランってくらい、おれの中じゃあクリストファーは特別。それが今日からランドンも加わることになりました。いいね、ランドン。

高校生になってもボーイスカウトを続けているベン、カーター、オギー。女の子に興味津々のベンとカーターはボーイスカウトを辞めたがっていたが、真剣に取り組むオギーにそのことを言い出せずにいた。そんなある日、思いがけずパーティに誘われたベンとカーターはキャンプを抜け出して会場へ向かおうとするが、その途中でゾンビの大群に出くわしてしまう。ピンチに陥ったところをストリップバーのウェイトレスに助けられ、オギーとも合流した彼らは、ボーイスカウトで身につけた様々な技術を駆使して凶暴なゾンビたちに立ち向かう。

ゾンビーワールドへようこそ : 作品情報 – 映画.com

さて、どっからツッコもうか。あーまずはタイトル。ゾンビ黙示録のためのスカウトガイドがどうしてこうなったんだよ。なんだんだよこのタイトル。長すぎるって言うんならゾンビスカウトでもよかったんちゃうん?

やっぱラストはさ、あの展開ならウエイトレスのねえーちゃんだろッ!て誰もが思ったんじゃないかな。ラストも二通り用意してあったと予想。なのに、そこを敢えて初志貫徹で行くってことは、それはそれで敢えての外しだったのか!?と逆に考えさせられちゃったんだけどね。初っ端の研究室、ボーイスカウトの隊長、鬼ババとの攻防、パーティー会場でのリア充たち、スカウト術での見せ場、すべてがピタっとハマった演出だったのに、最後の最後で敢えて外す。と考えたほうが自然のような気がするわけ。パラノーマルの監督さんだし。こういう外し方あんのかよって感じだけどさ。

それ以外はねえ、もう満点。なんも言うことなし。ゾンビランドやウォームボディーズが大好物なら、とりあえず見とけってくらい。基本、非モテっていうかスクールカーストの最下層が奮闘する映画にハズレはないんだよ。ガールネクストドアしかりスーパーバッドしかり。

それもこれもゾンビワールドがしっかりと丁寧に作られてるのがデカかった。このへんがおざなりだと急速に引き込まれなくなるんだけど、この製作陣はよく分かってらっしゃる。お昼に観られるゾンビ系としても貴重な1本。

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