行き当たりばったりなロードムービー風かと思いきや、がっつり緻密なドラマティックファンタジー
ボーグマンといい、本作ジグザグキッドといい、近ごろのオランダ映画には目を見張るものがありますな。あとドイツ映画も掘り出しモノが多い。
ノノの父親はオランダ一の凄腕刑事。ノノも父のような刑事になりたいが、空想癖が災いして脱線ばかり。「忌まわしいジグザグ性格は母親の血」と人は言うが、ノノは彼が赤ん坊の時に死んだ母の顔も知らない。父も固く口を閉ざし、母については謎につつまれている。ユダヤの少年の13歳を祝う儀式“バル・ミツバー”の直前、ノノは素行矯正のため叔父の元へ送られる。その途中、列車の中で不思議な老人フェリックスと出会ったノノは、母の秘密が隠された南仏リヴィエラへと向かうことに。だが、フェリックスの正体は、かつて父が取り逃がした大泥棒だった…。
引用元:ジグザグキッドの不思議な旅 動画・あらすじ – 洋画 | 楽天TV
うーん・・・よかった。
うーんと唸るまでもなかったか。シンプルによかった。口に入れてすぐ「あっ、おいし!」って言っちゃうような。
少年が主人公ってこともあり、ファミリー向けの映画なんでしょうけども、もちろんファミリーなら安心して楽しめるよッ。だけども、おれみたいなお独りさんでも十分OK。観終ったあとのスッキリ感と充実感がほんのり気持ち良いんです。
感想もシンプル(笑)
だって言う事ないんだもん。ブーたれる必要もなし。
ひねりアリ、テンポよし、ガビー押しな1本。90分ちょいの魔法をどうぞ。