タイトル考えたやつ天才だろこれ
2003年のハリウッド製ラブコメ。パッと見、今でも十分通用するオシャレな映画じゃん?と思うんすけどね、劇中の固定電話大活躍を目の当たりにすると、どうしても古さを感じずにはいられない(笑)
新米の雑誌ライター、アンディは堅い政治ネタを熱望していたが、編集長が用意したのは軽い“HOW TO”もののコラム。なかなかテーマの決まらないアンディは、友だちが語る失敗談から、男と別れたい女性のための“10日間で男にフラれる方法”という企画を思いつく。一方、独身の広告マン、ベンは上司から“10日以内に恋人をつくれば、宝石店の大きな仕事を任せる”という約束を取り付けることに成功する。そんなアンディとベンは、とあるパーティ会場で偶然出会うと、互いの本心も知らずにデートの約束を交わす。そして交際が始まるや、アンディは早速“HOW TO”の実践に取り掛かるのだが…。
引用元:10日間で男を上手にフル方法 – allcinema
初っ端にタイトルに触れたけど、これ考えたのはやっぱり大手広告代理店の電通マン?きっとこの映画のヒットのせいで、これに続く何日でオトコをものにするーみたいな、死ぬまでにしたい何個のことーみたいな数字系タイトルが幅を利かせるようになったんじゃないかなぁ。まさにセガールの法則。この電通マンの罪は深いぜ。
でもまあタイトルに噛みついてみたものの、良いタイトルですよ。観たくなるし、面白いし、内容にバッチリ合ってるしの三拍子揃いぶみ。ラストに向かってGin Blossomsの爽快ポップチューンが気分を盛り上げる。
がしかーし!!
ラスト一歩手前の宝石発表会の大舞台でのラストでもよかったんじゃねーのかなーって。そこで腰砕けしといてからの、タクシーをバイクで追っかけてのボウシッ!だとね、なーんかありきたりで。おれに演出させてたらラストはジュエリー発表会だったな。お笑い担当の宝石ババアもいたことだし。
いやでもなんだかんだで十分楽しめるラブコメですよ。Gin Blossoms心地よし!