チェンジング・レーン

ChangingLanes
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サミュエル・L・ジャクソンにハズレなしの法則、発動じゃい!!

監督さんがノッティングヒルの人。うまくできてるわけだ。見応え十分、主演ふたりも申し分なし。でもレビューはどこもちょっと辛口よね。たぶん終わり方がしっくりくるかどうかなんだろうなー。

ニューヨーク・マンハッタン。渋滞するハイウェイの中、若手敏腕弁護士のギャビン・パネックは重大な案件のため、裁判所へ急いでいた。一方、隣の車線を走るドイル・ギプソンは、アルコール依存症で妻子と別居中。カウンセリングによって依存症から立ち直り、彼もまた親権をめぐる裁判出廷のために裁判所へ向かっていた。そんな時、先を急いでいたギャビンが突然車線変更したため、隣のドイルの車と軽い接触事故を起こしてしまう。慌てていたギャビンは、非を認めつつもギブソンの示談の申し出を無視して白紙の小切手を一方的に渡してその場を去ってしまうのだが…。

引用元:チェンジング・レーン – allcinema

2回目?やっぱり面白い。サスペンスというよりは、どっちかっつーとヒューマンだね。お互い悪いことが重なってヒートアップしていく、それが最終的には命のやり取りにまで。極限状態を突き抜けると、そこには社会性も世間体もない生身の人間が残っていた、というオチ。

この終わり方にカタルシス成分が足りないと思った人は低評価、いやこの程度の終わり方が丁度いいんだという人は高評価なんでしょうよ、ざっくりレビューを見渡すと。これ、結果をもし自分なりに言い換えるなら、低評価の人は運転が危険な人、高評価の人は運転が安全な人、となる。だって、低評価の人はもっと復讐が観たかったんでしょ?ヤバイだろそんなヤツ(笑)

人間に備わった感覚として、善と悪。最近ハマった小屋系ブログでは、内なる自分をコントロールすることでどんな感情からも自分を捕われることなくうんたらかんたらってあったけど、正直おれは自分に素直に生きたい。人間は悪いやつもいて良いやつもいる。どっちが先とかじゃなく、良いやつが多い世界は自然と良いやつは増えていくってこと。悪いやつが増えている世の中なら、悪い心を叩きのめすためにも、もっと良い事をしていかなきゃダメなんだ。

車線で横入りされたくらいで舌打ちしていた自分にグッバイだぜ!
してたんかーい!!

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