テルマ&ルイーズ

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リドリースコット監督のヒューマン映画。
ほんとにヒューマンなのか!?って言われたら「?」だけどね。
青春でもないし、感動もしないけど、二人の女性の心の変化を描いてるってことで
ヒューマンでいいでしょ。ロードムービーって言っちゃえば簡単だけど
ロードムービーってなんだよ!?って感じなんで。

あらすじは~・・・っと、これは難しいよね。
二人の女性が旅に出て、殺人したり強盗したりってお話なんだけど
どれもやむを得ずってことで、言い訳つきで許しちゃう!しょーがないから逃げちゃう!
そして最後は警察に包囲されるんだけど、捕まりたくないからってテンションが
ハイのまま崖からダイブでおしまい。

よく女性の心を解放する映画とかなんとか言われてるけど
普通に考えたら、誰でも秩序をいったん破るともうどうでもよくなるっていう
心理なんだと思いますよ。おれも観る前は、へぇー女性版青春ニューシネマですかそーですか
っつーことで観た後の爽快感を期待したんですけどね、
終盤は死へ向かいながらの逃避行ってことで、やっぱりテンションはあがらず
主人公二人の行動にも憧れず、ただただ成り行きを見守るだけの鑑賞で
期待外れだったのは否めません。

観て楽しめたところといえば、若かりし頃のブラピと、リドリースコットと言えば
映像派っていうイメージが覆ったってことくらいかな。
こういうざっくりとした映画も撮るんだなぁ。
題材も硬派じゃないしね。

とにかく観るやつの精神状態で評価が変わる作品。
今すぐにでも仕事辞めたいっつーやつはソッコー観てほしい。

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