アンロック/陰謀のコード

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配役から流れが読めちゃうのが玉に瑕。

マイケル・アプテッド監督のクライムでスリリングなサスペンス。主演はノオミ・ラパス。良く見るようになりました。あとは有名どころを配置して盤石な布陣。トニコレットが良い仕事してますよ。

CIAで指折りの取調官だったアリス(ノオミ・ラパス)は、ある受刑者の尋問に失敗し多数の犠牲者を出したことで第一線を退き、現在はケースワーカーとして働いていた。ある日、彼女はバイオテロ計画の容疑者尋問のためCIAに呼び戻されるが、かつての同僚からの連絡でそれが罠だとわかり、内部に裏切り者がいることを知る。真相を明らかにし、テロを食い止めるため、彼女は立ち上がる。

アンロック/陰謀のコード (2017):あらすじ・キャスト・動画など作品情報|シネマトゥデイ

CIAにテロに宗教そして裏切り、この手のジャンルが大好物って人にはてんこ盛りのトッピングでしょうね。レビューも概ね好評なのも頷けます。

けどね、やっぱりマイケルダグラスがチョイ役程度では消えないわけで。仕留められるところまで見せる演出をしといてからの再登場は、納得のやっぱり感。オーランドの最後とはえらく対照的でしたね。てっきりオーランドも最後に顔を出すと思ったのに。クドくなっちゃうからかな?

それにしてもお久しぶりのオーランド。エリザベスタウンではグッドな青年をみせてくれましたよ。それが今やこのポジションとは。イギリス括りでオーダーされた感もあり、いろんな意味で残念です。使いづらい人なんかなあ。タトゥーもやたら目立ってたし。本当はもっと見たい俳優さんなんだけど。最近ではルークエヴァンスで代替されてんじゃねーの?ってくらいの存在感のなさ。この役はオーランドみたいな俳優さんがいいな!というオーダーに、じゃあルークでいいんじゃね?みたいなやりとりが想像できるのがなんとも悲しい笑

まあいろいろ愚痴りましたけども、最後はトニコレットで締めますか。時にはブス、時には美人、そして時にはスタイリッシュな役回り。最初は誰だか分かりませんでしたよ。見続けてようやくコレッて・・・コレットやんけ!ってね。

まさに丁寧に正直に作った正統派。良い映画です。

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