幸せへのキセキ

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戦わないマットデイモンはお久しブリーフ

キャメロン・クロウ監督の実話が下敷きのファミリー映画。日曜洋画劇場やローカルネットの深夜B級映画ばかりの感想文ばかりじゃちょっとつまんねえーから、たまには劇場に足を運んできましたよっと。

マットデイモン演じる主人公ミーは2児のパパ。二人の子供は、早くに亡くした母親の記憶からなかなか前に進むことができない。それは父親であるミーも同じだった。消えることのない最愛の人への想いをなんとか振り切るため、ミーは決断をする。それは、引っ越し先の物件に付いていた動物園の再建であった。

イエス!パーフェクツ!
もちろん題材としては、よくある家族の絆再確認お涙ちょうだい映画なんだけど、キャメロンクロウはいいよね。味付けが良い塩梅なのよ。塩も少々、コショウも少々、しつこさのない爽やかな仕上がり。

監督お得意のハニカミ攻撃もちょろっとありでね。『あの頃ペニーレインと』『エリザベスタウン』でも随分ハニカませてもらったけど、今回もちゃんと入ってます。おれはハニカミが好きなんだよコノヤロー!

映画観て、爽やかハッピーになりたいやつは、迷わず観れ。そんな映画でした。

あーでもね、ファミリーもののお涙ちょうだい映画ってよりは、主人公が主眼だろうね。人生の再出発、心の切り替え、全てが過去に変わる瞬間、それを見事にマッドデイモンが魅せてくれてる。

競演のスカーレット・ヨハンソンは、なんか一気に老けた役どころだったな。色気のない役だとこうも魅力なくなっちゃうの!?というのは、今までの彼女のキャリアでのお話で、今作では違った彼女が見られらました。マットデイモン同様、こんな庶民的な味も出せるんだと感心。さすがトップ俳優!

ただ、最後のチューだけは解せねぇーんだぜッ!!

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